サクラメントの櫻弁当

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zoom RSS コラーゲンとビタミンCの話

<<   作成日時 : 2018/01/02 00:11   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 9 / トラックバック 0 / コメント 12

新年おめでとうございます。旧年はお世話になりありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
つきましては、今年は健康路線の話題を

増やしてみようと思いまして、年頭の話題は何にしようかと考えた結果、「コラーゲンとビタミンC」にすることに決定いたしました。

コラーゲンってホントは何?そしてどこにある?

巷では、コラーゲンを食べるとお肌プリプリとか言われているようですね。でもコラーゲンっていったい何でしょう。

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コラーゲンが主にあるところ
インターネットから拝借した画像

コラーゲンは体を作っているタンパク質です。それも全タンパク質の25〜35%を占めるという超主要なタンパク質なのです。

で、コラーゲンはどこにあるかというと、主に体の結合組織にあります。わかりやすく言えば、腱や靭帯、そしてもちろん皮膚にあります。皮膚は考えようによっては体で最大の器官と言えます。

コラーゲンは、その他にも角膜、軟骨、骨や血管、腸や歯、軟骨といえば背骨の椎間板にもたくさんあります。でも、割合の多さを度外視すると体中に分布していると言った方が正確かもしれません。

コラーゲンはどうやって作られる?

コラーゲンは結合組織にある線維芽細胞(fibroblast)という細胞で作られるタンパク質の一つです。

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タンパク質の合成
インターネットから拝借した画像

色々な種類のタンパク質は皆、細胞の核にあるDNAを基にして作られます。タンパク質はわかりよく言えば小さなアミノ酸がビーズのように一列に繋がったものです。

このつながったアミノ酸の順序はそれぞれのタンパク質によってきっちり決まっていて、DNA、つまり遺伝子、に書き込まれているのです。DNAは体にあるすべてのタンパク質の型紙みたいなものとも言えますね。

さて、DNAに書き込まれたアミノ酸の順序は、メッセンジャーRNA(mRNA)によって読み取られます。DNAを読み取り書き写したmRNAは核の外に出てきます。

そこへ運び屋のトランスファーRNA(tRNA)がmRNAに読み取られた順序に従って一つずつアミノ酸を並べつなげていきます。

さてここまでの過程はどのタンパク質も同じです。コラーゲンはコラーゲンのDNAを読み取って作られます。

でも、コラーゲンはここからが違います。

コラーゲンの形

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コラーゲンの形
インターネットから拝借した画像

コラーゲンはつながったアミノ酸が三本で三重らせんにねじり合わされた紐のような形をしているのです。そしてねじり合わされた紐が束になっています。その束がまた束になって繊維のような構造物を作ります。

そして、三重らせんがしっかりねじり合わされていればいるほどコラーゲンの束は丈夫になります。

コラーゲンのねじれは、プロリルヒドロキシラーゼという名前の酵素がコラーゲンのプロリンというアミノ酸を水酸化プロリン(= OH-が付いたプロリン)に変えるとしっかりと安定します。この酵素反応は合成されたコラーゲンがまだ三重らせんの形をとる前に起きます。

コラーゲン三重らせん形成におけるビタミンCの役割

さて、ここからじっくりよく聞いて下さい。このプロリルヒドロキシラーゼが効率よく働くにはビタミンCが必要なのです。こういう風に酵素の働きを助けるものは補酵素とも呼ばれます。

アハ!ではありませんか。ビタミンC は美容に良いってこのことだったのですね。ビタミンCは体内で丈夫なコラーゲンを作るのを助けているのです。

ビタミンCが不足すると、プロリルヒドロキシラーゼが効率よく働かないので体の中のコラーゲンがゆるゆるになります。そうするといろいろな健康問題が出てきます。

皴が出る髪の毛が傷むというような表面的なものから、傷が治りにくい、歯茎から血が出る、貧血や青あざになりやすい疲労するなど全身的な症状です。このような全身症状が出てくると壊血病といわれます。(以上、Wikipediaなどより)

ビタミンC の必要量

ビタミンCはコラーゲン形成の他に抗酸化剤など様々な役割をする大切なビタミンです。

USでは成人の男性では1日90ミリグラム、成人の女性では75ミリグラム摂るように勧めています。このぐらいのビタミンCは野菜や果物から無理なく摂ることができます。

言いたいこと: 丈夫で(文字通り!)健康な体を保つためには丈夫なコラーゲン作りは必須です。そのためには、毎日野菜や果物をほどほどに食べましょう。「美容」は健康を保つと自然に改善します。

<おまけ‐その1> − 食べ物やサプリのコラーゲンは効くか?

食べ物やサプリのコラーゲンは口から取り入れるものですね。この記事で説明しましたように、コラーゲンは体内で作られ体内にあるものです。

食べたタンパク質は消化器の消化酵素で短く切られ体に吸収されます。コラーゲンも同じです。

またここに説明しましたように、タンパク質(コラーゲンを含む)は一個一個のアミノ酸をつなげて合成されます。したがって、吸収されたコラーゲンの破片が再び長いコラーゲンになり三重らせんを作り上げるとはちょっと考え難いです。

経口のコラーゲンが効くと仰る方にはあえて反論はしません。が、個人的には気休めだと思っています。

いやそう言われてもやっぱり食べたいと仰る方には高いサプリは要りません。ゼラチンのゼリーを食べれば同じことです。ゼラチン(gelatin)は長いコラーゲンを短い破片にしたものだからです。

<おまけ‐その2> − コラーゲンとゼラチンを英語で言うには

コラーゲン(collagen)はコラジェンと発音します。怒ったように「ラッ!ジェン」と言えばをよく通じます。(笑)
ゼラチンは「ジェラティン」と言います。


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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
息子の靱帯・腱はお医者様によると…「この腱が切れるのだったら、その前に骨が折れる。」と言われた位、丈夫だそうです。良いのか?悪いのか??
なので、切った事も折ったこともないのですねぇ。。
ballomam
2018/01/03 16:56
コラーゲンは口から取ることはできないと思っていますので今回のお話からビタミンC は十分だし(排泄されているくらいだと思っています)栄養的には取りすぎカモ・・・
コマダム
2018/01/03 22:49
ballomamさん、

明けましておめでとうございます。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
息子さんは文字通り丈夫な体をお持ちなのですね。素晴らしいですね。たゆまない練習とバランスのとれた栄養のおかげですね、きっと。
櫻弁当
2018/01/04 11:22
コマダムさん、

そうそう、コラーゲンは口からは取れません。コラーゲンになるグリシンとかプロリンは自分の体で作れるアミノ酸なんですよ。だから、べつにゴラーゲンを食べなくてもコラーゲンは作れます。
ビタミンCは取りすぎるくらいのほうがよいです。
櫻弁当
2018/01/04 11:31
櫻弁当さん、明けましておめでとうございます。
今年は健康路線とか。僕の健康志向と全く一致していますね
コラーゲン、僕はこれまでの食生活から体内にコラーゲンたっぷりのはずなのですが、最近腰の外に方や指の関節に痛みを感じるようになって、もしかしたらビタミンCが足りないのじゃないかと気づかされました。
たんぱく質が体内で生成される過程というのは、普段全く気にもしていませんが面白いものですね。すべてがDNAに由来すると分かってしまえば実も蓋もない気分になりますが。
コラーゲンの形って注連縄みたいなものですね(笑)
サプリは全く飲んでいませんから、今年はビタミンCに拘って行きたいと思います。
では、今年もよろしくお願いします。

2018/01/04 13:28
サプリ大変楽だと妄信してきました。今後は胃を経過することを念頭に・・・といいながら、処方された薬でいっぱいいっぱいです。
「ほどほどに教」の櫻弁当さんを教祖とする団体に、入信いたしました。(笑)本当にほどほどにという言葉思い返しています。
今年もよろしくお願いいたします。
ベランダ脳負(FREEHAND)
2018/01/04 14:08
達さん、

明けましておめでとうございます。
達さんも今年は健康志向の年ですか。なんでもDNAで決められているとはいうものの、自分である程度のことはできるので、出来る限りのことはやってみてもよいのではないの、と今年は健康路線を走ることに決めました。(笑)
腰痛だけではなく肩や指の関節も痛むのですか。短期間で効くものではないかもしれませんが、ビタミンCもふくめてバランスの良い栄養を摂るようにしてくださいね。
実際、寿命もDNAである程度決まるのかもしれません。でも、同じDNAを持った一卵性双生児もそれぞれ違うように、環境と習慣の影響も大きいです、というのが一筋の希望の光です。
そうそう、束になったところはコラーゲンは注連縄みたいですね。(笑)
サプリは気休めです。サプリより普通の食べ物から摂る方がいいです。殊にビタミンCは野菜や果物から無理なく摂れますし。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
櫻弁当
2018/01/05 13:21
ベランダ脳負(FREEHAND)さん、

USの場合ですが、医薬はFDA(アメリカ食品医薬品局)の基準に基づいて厳しいテストを繰り返し本当に効く物しか薬品会社は売ることができないんですよ。ところがサプリにはそういう基準がなく、いわゆる推薦文だけで売られているのです。だから鰯の頭も信心からみたいなものだと思っています。栄養はバランスのとれた食べ物から摂るのが一番です。
「ほどほどに教」、I like it!です。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
櫻弁当
2018/01/05 13:36
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。なんと、新しいテーマですね。しかもコラーゲンとビタミンCですか。高尚なテーマです。
巷ではいろんな栄養素が氾濫していて、何がなんだかわからない状態です。ビタミンCはメジャーですよね。身体の中で作れないので摂らないといけないというのは知っています。

コラーゲン・・・実は弊社のドライヤーでコラーゲンを放出する製品がありまして、これがそこそこ売れております。今年は他の製品にもコラーゲン放出機能をつけちゃおうと画策中です。秘密ですよ。(笑)
けいつー
2018/01/07 14:50
けいつーさん、

明けましておめでとうございます。こちらこそ今年もよろしくお願いします。
コラーゲンたっぷりの食べ物を食べるとお肌プリプリだなどとありえんことをちょくちょく聞くので、ちょっと言ってみたくなったのです。(悪い癖です。(笑))
そうそう、ビタミンCは身体では作れないんですよね。でも、ビタミンCを作れないのはサル類より高度な動物だけなのですって。脳みそが大きくなるとビタミンCを作る能力は失われるのでしょうか。(笑)
コラーゲンを放出する製品ですか。なんとも凄いアイデアですね。(@_@。
櫻弁当
2018/01/08 12:48
鶏鍋なんか食べて「これで明日はお肌プルプルよ〜」が嘘なことは知っています、、、が!こう言いながら食べるのがオ・ヤ・ク・ソ・クな女子会なのでしたぁ〜(笑
マーシャの乳母や
2018/01/16 23:50
マーシャの乳母やさん、

あぁ、ご存じだったのですか。
それにしても、信用する人もいるのか、巷では様々なコラーゲンサプリが販売されていますね。ゼラチンのゼリーを食べたら同じことなんですよ。(笑)
あ、それとビタミンC は忘れないでね。
櫻弁当
2018/01/17 11:34

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