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zoom RSS オーストラリア旅行 − その7 − メルバンからの日帰り旅行

<<   作成日時 : 2017/03/19 03:41   >>

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メルバン(Melbourne)では三泊しました。中の二日はバスに乗って日帰り旅行をしました。

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ポートキャンベル国立公園


最初のバス旅行はメルバン(地図では下向きの↓)から西南に向かってポート・キャンベル国立公園(Port Campbell national Park)に行きました。
左側の矢印の辺りです。距離はグレート・オーシャン・ロード(the Great Ocean Road)という海沿いの景色のよい道路で行ったので片道200キロ余りありました。
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グレート・オーシャン・ロードは1919−1932年に退役兵士によって造られた243キロにわたる海沿いの道です。当時このオーストラリア南岸はほとんど人が住んでおらずまともな道もありませんでした。この道路のおかげで、材木の輸送や観光産業が発達しました。

道路の建設は、戦争から帰ってきた兵士に仕事を与えるという意味でも重要でした。退役兵士がまた就職して社会に復帰することは、簡単なようで案外難しい社会問題であるようです。

因みに、USでも退役兵士(または退役軍人)はベテラン(veteran)と呼ばれ、医療や住宅ローンなど生活のあらゆる面でアメリカ合衆国退役軍人省のお世話になっています。

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グレート・オーシャン・ロードのメモリアル・アーチ

道路全体は第一次世界大戦の戦死者に捧げられ、世界で最大の戦争メモリアルなのだそうです。(以上Wikipediaより)

このグレート・オーシャ・ンロードからはいくつかのオーストラリアの国立公園に行けます。ポート・キャンベル国立公園もその一つです。
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十二使徒(Twelve Apostles)

ポートキャンベル国立公園では海に向かって切り立った断崖の様々な形を見ることができます。有名なのは十二使徒と呼ばれる石灰岩の柱です。いくつかの「使徒」はすでに崩れて、実際には八使徒しかいないそうです。

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レイザーバック(Razorback)

地層の柔らかい所は風化し硬い所は筋状に残っています。

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レック(Wreck)は難破という意味

メルバンのあるビクトリア州にも1850年代にゴールドラッシュがあったそうです。カリフォルニアのゴールドラッシュはフォーテイナイナーで有名な1849年頃ですから、ほぼ同じ頃ですね。

当時は人々はこの辺りを帆船で通ってやってきました。波と風が荒いときは錨を下して帆を下げても、船は絶壁の方に引きずられ壁に当たって何隻もの船が難破したそうです。(立札の説明)

ポートキャンベル国立公園は入り組んだ絶壁の海岸線がとても綺麗な所でした。しかしながら、決められたツアーの悲しさ、「ハイここを1時間見て戻ってください」という感じで大慌てで見ただけなのが、ちょっと残念です。

その次のバス旅行ではフィリップ島(Philip Island)のペンギンパレードを見るということでした。フィリップ島は地図ではメルバンのほぼ南にある島です。帰るのは夜の11時頃になるそうで、朝はゆっくり出ました。
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羊毛を刈るところ

フィリップ島に行く途中で、100年以上続いている農場に寄ってランチを食べ、農場の暮らしを体験しました。

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羊飼い犬ロッキー君


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カンガルーと袋に入った赤ちゃん


フィリップ島は長閑な所で、平原では野生のカンガルーがピョンコピョンコ走って(跳んで?)いるところを目撃しました。

コアラ保護センターにも行き、コアラを見ました。ここでスーベニアと思って「高い」コースターを買ってしまいました。(笑)翌日違うところで同じものが半額で売られていたのです。
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コアラ


ペンギンを見るまでまだ時間があるので、ここで夕食を食べて欲しいとCowesという海辺の町で降りました。
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ゴールデンサイプレス(Golden Cypress)

この辺りにはゴールデンサイプレスの並木道がありました。サイプレスはヒノキとかサワラの仲間の常緑樹です。ゴールデンサイプレスは葉先が黄色いのでゴールデンの名前が付いています。なかなかきれいな木です。

クルーズが出るという桟橋では、「飛び込むな」というサインを無視して後ろ返りの技を見せる子供たちもおりました。
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<ペンギンパレード(Penguin Parade)>

ペンギンパレードと言われても、何じゃらほい?と思われるでしょうね。櫻弁当もそう思っていました。(笑)

聞いたところによると、オーストラリア大陸の南岸辺り全般にはリトル・ペンギンと呼ばれる30cmくらいの小型ペンギンが棲息しているそうです。ことにフィリップ島のサマーランドビーチ(Summerland Beach)の辺り一帯には多数のリトル・ペンギンが住んでいるそうです。

ペンギンは昼間はずっと海にいて魚を食べ続け、一日50キロくらい泳ぎます。そしてペンギンは陽が沈むと陸の巣に戻ってくるそうです。その戻ってくる様子を「ペンギンパレード(ペンギンの行進)」と名付けて見られるようにしてあるわけです。

まずは駐車場から立派なビジターセンター(?)に入り入場料を払います。このセンターにはお土産屋さんレストランにペンギンについて学べる映画を上映する映画館があります。

センターからは遊歩道でサマーランドビーチに出ます。遊歩道には柵がついていて周りの低木の生えた草原には勝手に出られないようになっています。
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動物園で見たリトル・ペンギンと
ビーチで座る場所を確保する人々。

ビーチには段々になった席があります。綱を張ったところの中なら砂浜にも座れます。パークレインジャーのようなお兄さんがペンギンの説明をし、あとは写真や動画は撮ってはならないというきついお達しがありました。スマホなんぞを手に持っているだけで、キックアウト(蹴り出)されかねません。

そしてだんだん暗くなると、海からペンギンさんたちがやって来ました。あちらこちらで、たいてい10〜20羽くらいの集団です。波が海岸に打ち寄せるとひっくり返ったりしながら浜に上がって来て、なぜか一列になって体を左右に揺すりながらトコトコ草原の中に入って行きました。

時々、一匹オオカミならぬ一匹ペンギンもいて、一人で上陸するとダーッに一目散に草原に逃げ込むこともありました。ペンギンパレードはかわいくて面白かったです。

後で遊歩道から帰る時、周りの茂みや草原をみるとペンギンがそこここにいました。ペンギンは歩いて2キロくらい内陸に入ってくるそうです。そして、駐車場にも来るので車の下を見てから発車して欲しいと言われました。

<南十字星(Southern Cross)>

南十字星は南半球に行ったらぜひ見てみたかったものでした。天気が悪かったり忙しかったりでなかなか見ることができませんでしたが、ペンギンパレードの最中にそのチャンスは訪れました。

リトルペンギンが上陸するサマーランドビーチは南向きで観客はちょうど南に向かって座るようになっていたのです。櫻弁当は、ちょうどペンギンの上がる薄暗い頃、南の空を今か今かと見ていました。
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インターネットから拝借した画像
矢印などは櫻弁当の書き込みです。
だいたいこのような角度で見えました。

南十字星というから十字架が立ったように見えるのかと思ったら、十字架は何と横に寝ていました。おまけに十字の先にある四つの星の一つは他の三つより小さくて、一見左向きの座椅子のようでした。

北半球の北極星に近い北斗七星に比べると、南十字星はかなり小規模です。

後で調べてみると、南十字星の縦長の線を延長すると南極星(肉眼では見えない)に届くそうです。だから、南十字星は南極星を中心にグルグル回って、季節によって横になったり縦になったり逆さまに見えます。

そして南極星は、南十字星のそばにある二つの明るい星の間からもう一つの線を延長して交わったところにあるそうです。この二つの星はポインターズ(Pointers)と言われ、南十字星の十字架の一番上にあたる星を示して(point)いるそうです。ポインターズの方が南十字星より明るくはっきりしていました。

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コメント(6件)

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ペンギンはどこでも人気があるんですね北海道、旭山動物園でもペンギンの行進というのがあってやっぱり人気だそうです。
海から上がって歩く姿かわいいでしょうに写真ダメなんてがっかりですね。
猫バンバンのシールじゃなくってペンギンバンバンシールが必要ですね
コマダム
2017/03/19 21:42
コマダムさん、

ペンギンパレードと言われても、全然予備知識がありませんでした。そして夕方暗くなって始まるから帰るのは夜11時くらいと言われて、ますます???でした。
でもとても面白かったですよ。ペンギンを脅かさないようになのか照明も暗かったので、フラッシュなしでは写真は撮れません。フラッシュなんか点けたら即キックアウトでしょう。(笑)
車の下を見て欲しいと言われたときは、すぐ猫バンバンを思いだしました。
櫻弁当
2017/03/20 11:01
片道200kmと言えば東京ー静岡くらいの距離ですね。
グレート・オーシャン・ロードはそれぞれの海の色と岩の形が印象的ですね。
ペンギンパレードは日本でいえば産卵する蟹や卵から孵ったばかりの子亀が海岸の砂浜に満ちる様子を見るのに似ていますね。
南十字星を見ることが出来て良かったじゃないですか
思ったより小さくて明るくなかったというのは意外です。

2017/03/20 14:22
達さん、

東京―静岡ですか、道理で行くのに途中の休憩やランチの時間を入れない正味の時間で3時間以上もかかりました。
グレート・オーシャン・ロードはのんびりとして好かったです。ポートキャンベル国立公園で、もう少し時間があったらなぁと今でも思います。
ペンギンパレードを見る様子は、そう言われればウミガメなどを見るのに似ていますね。
星座は季節によって空を周って角度が変わるのに、なぜか南十字星は十字架のように見えると思い込んでいました。ニュージーランドやオーストラリアの国旗に描かれるくらいだからさぞかし華々しいのだろうと思ったら小型でした。でも明るくはっきりとして、あれだなとすぐにわかりましたよ。
櫻弁当
2017/03/21 08:07
ペンギンパレードって、水族館のイベントかと思いましたよ
野生のペンギンウォッチなんですね♪
南国といえば南十字星ですが、意外と小さかったんですね?
でもやっぱり憧れの南十字です
マーシャの乳母や
2017/03/24 22:52
マーシャの乳母やさん、

私も動物園か水族館の何かかと思っていました。それにしたら、夜暗くなってからしか見れないと聞いて???でした。(笑)
南十字星は意外と小規模でしたが、南の空を見るとあぁあれだとすぐわかります。ニュージーランドにしろオーストラリアにしろ国旗にするくらいですからやっぱり思い入れがあるのでしょう。
櫻弁当
2017/03/25 10:53

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