サクラメントの櫻弁当

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zoom RSS 土鍋で作った「チキン・タジーン・ムシャメール」♪ − モロッコ料理

<<   作成日時 : 2017/04/28 01:45   >>

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前回のオレンジアーモンドケーキを見つけたモロッコ料理のブログを見ていたら、チキン・タジーン・ムシャメール(Chicken Tagine Mchermel)という面白そうな料理がありました。

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タジーンは北アフリカの土鍋です。タジーンの特徴は、鍋の部分は浅く、蓋は円錐形になっていることです。蓋は、過熱して蒸発した水分がまた流れて鍋に戻るようになっているのだそうです。そしてその土鍋で調理された食べ物もタジーンと呼ばれます。

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タジーン(tagineまたは tajine)
インターネットから拝借した画像

さて、ムシャメールとは何だろうといろいろ見てみましたが、はっきりしたことはわかりませんでした。でも、いろいろなレセピを見た限りでは塩漬けレモンとグリーンオリーブが必ず入っていました。ひょっとしたら、塩漬けレモンとグリーンオリーブが入ったタジーンをムシャメール風というのかもしれません。

ご存じの方はどうぞ教えてください。

そのようなことで、この材料には塩漬けレモンが要るようなので、凝り性でなんでも作りたがりの櫻弁当は我が家で採れ過ぎたレモンで作ってみました。

でも、塩漬けレモンがなくてもこの料理はできます。(キッパリ!)塩漬けレモンは、試食してみると、昔の塩っ辛い梅干しそっくりの味なのです。梅の酸っぱみはクエン酸で、レモンの酸はもちろんクエン酸です。そんなことから味が似ているのではないかと思われます。だから、梅干しの果肉を使えば同様にできます。

そして、鍋のタジーンですが持っていないので、火の当たりが柔らかいように中国土鍋で作ってみました。出来上がった後の感想では普通の厚手の鍋でもできると思いました。タジーンの便利なところは料理が出来上がると、鍋そのものが浅いのでお皿のように出せることです。これは、お皿にとって出せばよいでしょう。

チキン・タジーン・ムシャメール − 3〜4人分

材料:

・ 骨付き鶏肉 − 750〜800グラム − 骨付きのものがなければ鶏もも肉を大きめの一口大に切る。
・ サフラン − 4〜5筋 − お湯を大匙1杯加えて色を出す。 − サフラン液は冷蔵庫に入れておくと1〜2週間はもつので、ここでは少し多めに作りました。
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・ 塩漬けレモン − 半個分 − 果肉と皮に分け、果肉を粗みじん切りにし、皮は後で加えるのでとっておく。なければ大粒の梅干し2個の果肉を粗みじん切り。
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・ パセリー 3〜4本 − 荒く刻む
・ パクチー 3〜4本 − 荒く刻む
・ ニンニク − 大き目のもの1片 − 粗みじん切り
・ 粉末パプリカ − 小さじ1杯
・ ショウガ − 約1cm角 − 粗みじん切り
・ 粉末クミン − 小さじ4分の1杯
・ 胡椒 − 小さじ4分の1杯
・ オリーブ油 − 大匙1杯
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・ 玉ねぎ − 1個  
・ オリーブ油 −大匙1杯
・ 粉末ターメリック − 小さじ4分の1杯
・ レモン汁 − 大匙半杯 − 梅干しを使う場合は3mm厚さのレモンの輪切りを3〜4枚
・ グリーンオリーブ − 汁気を切ってカップ半杯 − なければブラックオリーブで代用
・ 塩 − 適宜

手順:

・ サフラン、塩漬けレモンの果肉、パセリー、パクチー、ニンニク、粉末パプリカ、ショウガ、粉末クミン、胡椒、オリーブ油大匙1杯を混ぜ合わせる。鶏肉を加えてよくまぶしつけラップをかけて、1時間から一晩冷蔵庫におく。
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・ 土鍋か厚手の鍋にざく切りにしてフードプロセッサーでさらに細かくした玉ねぎとオリーブ油大匙1杯、ターメリックを入れ、鶏肉を並べる。器に残った漬け汁もできるだけ集めて入れる。
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・ 鍋を強火にかけ、肉汁と玉ねぎからの汁が出て沸騰するまで蓋をせず15〜20分過熱する。
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・ 汁気が十分に上がり沸騰してきたら、蓋をしてごく弱火で1時間煮る。
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・ さらに塩漬けレモンの皮とレモン汁(梅干しを使うときはレモンの輪切り)とグリーンオリーブを加え、蓋なしで15分強火で煮る。
・ 出てきた汁気の味見をし塩気を整える。塩漬けレモンやグリーンオリーブにはかなり塩気があるので、小匙8分の1杯くらいずつ少な目に足してください。
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このレセピの載っていたブログでは、この料理はパンと食べると言っていました。ちょうど同時に作ったサワードウのバゲットがあったので食べてみました。汁気もパンを浸して完食です。

この料理は、不思議なことに以前掲載したメキシコの豚料理のプエルコ・コン・サルサ・ヴェルデと味が似ています。そんなことで、ポークでも同じように作れるかもしれないと思うのです。


<おまけ> − 塩漬けレモン

今年は我が家ではレモンやライムが食べきれないほど生ったので、そんならひとつ塩漬けレモンてふものを作ってみるべぇか、と作ってみました。
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作り方はいたって簡単です。
材料:
・ レモン − 4個(約400グラム) − 5分茹でて縦に4〜8切り
・ 塩 − 80グラム
・ レモン汁 − 1カップ(200cc)
・ オリーブオイル − 大匙2杯
手順:
・ よく洗ったきれいな瓶にレモン、塩、レモン汁を詰め込む。
・ 蓋をして室温に置き、一日一回揺すって塩を溶かす。
・ 約一週間後、塩が溶けきったらオリーブオイルを加える。
・ 蓋をして冷蔵庫に置くと1年もつ。

でもまぁ、要るのはほんのちょっとなのに、こんなにたくさん作ってしまって・・・どうしよ?1年もつというのがせめてもの慰めであります。

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
土鍋でも作れるのですね!!そっかぁそのまま食卓へだったのね♪…ふむふむ♪と記事を読みました。
塩レモン!日本でも一時流行りましたねぇ。。
ballomam
2017/04/29 11:07
ballomamさん、

タジーンはそのまま出せるし面白いお鍋ですね。でも、土鍋で同じようにできるんですよ。
塩レモン、そうなんですか?へ〜、どういう料理に使うのでしょう?
櫻弁当
2017/04/29 12:44
ムシャメールって何だろうと思ってネットで調べたら、一番最初に櫻弁当さんのブログ記事がありました。
今回はそこからのコメントです(笑)
モロッコの土鍋料理ですか?
日本のこの手の土鍋とは蓋の使い方に違いがあるようですね。
それにしても櫻弁当さんの家に中国の土鍋まで揃っているとは驚きです。
塩漬けレモンは日本でならどんな料理に使えばいいのですか?

2017/04/30 00:55
達さん、

そうなんですか。(笑)まだ、はっきりした説明はみつかりませんが、さらに探してみるとグリーンオリーブ、塩漬けレモンと玉ねぎが入った料理がムシャメールと言われているようです。
タジーンは水を加えず材料から出た汁気で煮る煮物で、タジーン鍋は水気が蒸発しないように工夫してあるようですね。
中国の土鍋は、東洋食品のマーケットに普通にあります。日本の土鍋より手に入り易いです。(笑)
ballomamさんのコメントにもあるように塩漬けレモンは塩レモンといって日本で流行っているみたいです。日本語で検索してみたら、パスタとか魚料理によく使われていました。
我が家ではみじん切りにした塩漬けレモンとマヨネーズ、パルメザンチーズ、刻みパセリーを混ぜて、ごく軽く塩コショウした魚の切り身の上部に塗りつけてオーブンで焼いたりします。
櫻弁当
2017/04/30 11:18
櫻弁当さん、ムシャメールは説明がないところをみると、モロッコではごく当たり前の調理法なのかも知れませんね。
以前トルコ料理と間違えて入ってしまったモロッコ料理のお店にもう一度行って、ママさんに聞いてみると分かるかも知れません。
気が向いた時に行ってみます(笑)
塩漬けレモンの用途はよく分かりました。
今日レモンを買って来たので漬けてみます(^^)v

2017/04/30 16:10
タジン鍋は数年前、、、10年前?、、、ブームありました
塩レモンも3〜4年前ブームでした
なので、流行に敏感な人ならどっちも持ってるかも?
うちは塩レモンだけです(笑
肉料理の下味に使ったり、ペーストにしたものをヨーグルトに入れて食べています(本場ブルガリアでは塩を入れると聞いて試しました、私は好きです)
マーシャの乳母や
2017/05/01 00:01
達さん、

そうそう、モロッコ料理店の方たちならきっとムシャメールとは何かご存じでしょうね。
ほんとに気が向いたらまたお訪ねください。
見れば見るほど、一時期日本では塩レモンが流行ったようですね。面白いですね。基本的には酸っぱみと塩味を付ける調味料の扱いのようです。
櫻弁当
2017/05/01 11:21
マーシャの乳母やさん、

さすが〜、乳母やさんは塩レモンを作っていらっしゃるのですか。
それにしても、日本というところはいろんなものが流行るのですね。こちらでは知っている人は知っているという感じで、ブームになって流行ることはほとんどないです。
塩味ヨーグルト、フムム、キュウリを切って入れれば中近東からインドにあるライタができますね。
櫻弁当
2017/05/01 11:28
現実的なお話ではありませんが、櫻弁当さんのレセピをまとめると不思議な料理本ができるでしょうね。
お店を出したら、話題になって、多くのお客を呼び込めるでしょうね。
料理研究家のお店WWWというぐあいで、多国籍の料理が並んで、ある日突然お店を休んで、ドアには「ただいま海外に料理ハンティングに出かけています」などと書いてあったりして・・・。
妄想すると楽しいです。無国籍料理店ではなく、多国籍料理店!
世界中の民芸品などなども閲覧でき・・・。
すみません、勝手に頭に広がっていました。
暇なもので・・・・笑。
フリーハンド(ベランダ主夫)
2017/05/01 14:05
フリーハンド(ベランダ主夫)さん、

新しいレセピはいつもノートブックにメモしてあります。が、書き方が簡略なので後で何をしようとしていたのかわからないことがあります。(笑)その点、ブログは写真付きで懇切丁寧なので、この頃では自分のブログを見て作っていることもあります。(笑)ほんとに、いつかブログを止める時が来たら製本しようかなと思っています。
多国籍料理のレストラン、面白そうですね。いやほんとに自分の進路は間違っていたかなと思ったりします。(笑)
高校生の時、適正テストで理系と文系の真ん中で考古学、人類学などが向いていると出ました。人類学では食べていけないし、興味はあったものの別の進路を選びました。今なら、料理は人類学の一部だとよくわかります。
櫻弁当
2017/05/02 12:27
このお鍋も塩レモンも日本で一時期流行っていた頃、次々と新しい調味料が出てきて、旦那は興味津々で作ったりしてましたが、私は流行りもんには疎いです(苦笑)
( ̄▽ ̄;)アハ

進路は、何が正解なんて分からないですよね。。。子供たちがこれからどんな道へ進もうとも、あたふたせずドーンと見守れる度量が欲しいです。私自身の人間的な未熟さからでしょうが、親としても今だ迷ったり悩んだりすることばかり多い日々です。自分のことなら、スパスパ決断して一切迷わないのに(笑)
うき
2017/05/08 14:58
うきさん、

日本では本当にいろいろなものが流行るのですね。最近の記事にカヌレ・ド・ ボルドーを掲載しましたが、これも20年も前に大流行だったそうですね。
タジーン鍋とかは面白そうですが、使用目的が限られた調理器具はもう買わないことにしました。あるもので同じ出来にならないか、工夫するのが楽しみの半分です。(笑)
進路は別に嫌いな分野に進んだわけではないので、特に不満はないのです。でも、あの時違う選択をしていたらどうなっただろうと思うこともあります。
うきさんの息子さん達、自分の好きな分野に進まれるといいですね〜。結局、興味のあること好きなことなら一生ずっとつづけられますもんね。
うきさんは息子さん達を優しく支えるいいお母さんです。
櫻弁当
2017/05/09 12:17

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